ミルフイユ記 - β -

雑記ブログはじめました。

TAXI

海藻列車が通過します。

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今日乗ったタクシーは良くしゃべる運ちゃんだった。

どうでもいい事を延々話かけてくるので、
適当に「へ~。」とか「ああ、そうすか。」とか空返事をしていたら、
話題はいつの間にか血液型の話になっていた。

すると、「ところでお客さんは何型?」と聞かれたので、「Bです。」と答えると、
「あ、やっぱり。」と言われた。

……オイオイ。

まだタクシー乗ってから10分も経ってない上、ほとんど運ちゃんが一方的に話をしてて、
ろくに会話も成立してないのに。
「ご両親は?」と聞かれたので、「OとABです。」と答えると、「なるほどね。」と来た。

その後、運ちゃんの血液型ウンチク&妻の血液型も聞かれて血液型相性トーク
始まる頃にはすっかり運ちゃん'sトークワールドにハマっていた。

こっちのネタの食いつき方を見て、いちいちこちらの琴線に触れるネタを繰り出してくる。

巧みな会話の間に織り込まれてくる運ちゃんの人生遍歴。

以下抜粋。

・昭和28年に19歳でジャズトランぺッターとしデビュー。

・20代に米軍キャンプ廻りをしていた頃には、旦那が戦争に行っている米人妻たちが、
~中略~
一回につき10ドルくれた。曰く「あの頃は遊んだというより、遊ばれてたな。」

・子供は娘ばかり。ようやく孫に男の子が生まれた。孫は本当にかわいい。

・年金をもらってるから、月に8日間しか働かない。

・現在73歳。


ヤツの話術は本物だと思った。